2024/08/05
INDEX
インタビュー
まとめ
税理士業界を盛り上げるために、株式会社ミツカルでは日本で優良な税理士事務所・法人のPRを目的としたインタビューを実施しております。
今回は、教育に力を入れており、「クライアントと共に豊かになる」を経営理念に掲げる税理士法人山根総合会計事務所の代表社員山根 陽介 先生に会社の特徴・魅力について話してもらいました。
- 創業からの軌跡:11年の歴史、現在50名のスタッフ、600社のクライアント専門
- 専門分野:メインは相続業務。専任のチームが存在し、資産税の専門チームも。
- 教育方針:全体研修や新人研修を定期的に実施。スタッフの成長を真剣にサポート。
- 男女比:正社員では男性6割、女性4割。全体としては女性スタッフの割合が6割を占める。
- 業務の特色:記帳代行や総務業務は専門のパートスタッフが担当。スタッフは専門業務に集中。
- 給与形態:売り上げの55%をスタッフの給与に充てる方針。平均年収550万円。
- 経営理念:「クライアントと共に豊かになる」。時間、やりがい、お金、人間関係の4つを重視。
目次
山根総合会計事務所の歴史と年齢層を教えてください
私たちの事務所は、2012年に創業
しました。
当初は個人事業主として活動しておりましたが、2021年に法人化
。
現在はスタッフが50名、クライアント数は600社
という規模になりました。
特に相続に関する業務が盛んで、年間で100件ものご相談を承っています。
相続業務に専任のチームが5名、資産税の専門チームも存在。
スタッフの平均年齢は34歳くらいと、若くて活気のある環境
です。
また毎年新卒採用を実施しており、22歳の若手から経験豊富な30代の中途入社者まで、幅広いメンバーが活躍しています。
教育方針を教えてください
教育に関しては、非常に力を入れています。
特に3ヶ月に1度「全体研修」という研修を設けており、平日に業務を全て一時停止して1日を使い
、全スタッフが参加します。
この研修では、事務所の目指す方向やビジョンを共有し、一致団結する時間を作っています。
新人研修も実施しており、私自身が直接指導し、会計事務所としてどう成長できるかを伝えています。
以前は私自身が外部向け研修を行っていましたが、最近は内部への研修が主体です。
組織は人で決まると思っているので、採用も私が一人で行っています。
事務所の男女比は?
正社員に関しては、男性が6割、女性が4割
の比率となっています。
一方、パートタイムのスタッフについては、ほとんどが女性です。
全体的に見ると、女性スタッフの割合が6割ほど
占めています。
ただし、クライアント様のところに訪問するメンバーの構成は、男性が6割ほどとなっています。
業務内容について教えてください
記帳代行や総務関連の業務は、優秀なパートの方々に一任しています。
新卒のメンバーには、システムに慣れるため記帳代行や総務関連業務を初期トレーニングとして一部の業務を経験させることもあります。
ただ、私たちの方針としては、各スタッフが「相続税申告」などの特定の自分の業務に集中し、専念できる環境を提供することを心がけています。
彼らの専門性と熟練度を活かし、業務を円滑に進めるための体制を整えています。
給与形態はどのようになっていますか?
当事務所では、労働配分を明確に定義しており、基本的に売り上げの55%を給与に反映
。
加えて、定期証券の毎年実施や、売り上げの伸びに応じて賞与に反映することを通じてスタッフに還元しています。
事務所に長くいてもらうために、必要な仕組みだと考えています。
現在の平均的な年収は550万円で、新卒メンバーの場合は、年齢層が若いためすぐ大幅に給与が上がることは少ないです。
しかし、新卒から30歳までの期間で給与は曲線的に上がっていきます。
また、即戦力としての実力を持つ担当者は、高い給与が見込めます。
大手から転職された方でも、当事務所で給与を上げている方も多いです。
私たちは間接部門をスリム化し、総務や経理、受付などのコストをかけずにできるだけスタッフに分配できるようにしています。
・新卒から30歳までの期間で給与は曲線的に上がっていく
スタッフの評価方法について教えてください
私たちの事務所では、3ヶ月ごとに全体研修を行い、「こういう仕事がしたい」「こういう人材が評価される」ということを常に伝え続けています。
業務を基に、スタッフの目標を設定し、それに応じた報酬をしっかりと意識しています。
評価に関しては、決算と賞与が夏と冬、そして業績に応じて決算賞与が存在。
その時に評価をする、業務内容と報酬というところはしっかりと意識しています。
多くの大きな組織では、経営者自らがプレイヤーとして仕事をしないケースもありますが、私は約9割の業務を直接手がけているため、スタッフの成長や課題を日々感じ取っています。
事務所の考え方や理念を教えてください
私たちの事務所では、10人位だったフェーズから試行錯誤を繰り返しながら、どのように事務所を進めていくかを常に考えています。
私たちの優先順位は、「社員」と「クライアント」の2つです。
ビジネスは実は非常にシンプルで、クライアントから対価を受け取り、サービスを提供するのが私たちのメンバーの役割です。
そして、新規の案件に関しても、私自身が主に動いています。
このように、お客様からの対価をしっかりと意識しながら、事務所のサービス提供を続けること
が、私たちの基本的な考え方や理念
です。
税理士業界がもっと良い業界となるためにも、こういった取り組みを重視しています。
成長している社員にはどんな共通点がありますか?
当事務所で成長を遂げている社員の共通点として、まず「前向きでポジティブな考え方を持っていること」が挙げられます。
特に若手のスタッフは、クライアントからの信頼や好感を得ることが大切です。
魅力を持つスタッフは、人が自然と集まるため、さらに成長の機会が増えます。
その他に重要なのは、「目標設定が明確であること」です。
入社後も、スタッフが目標を達成できるよう、事務所のインフラやリソースを最大限に活用し、サポートします。
そして、目標を叶えるための交渉やサポートを行うことは、私たち経営者の責任であると考えています。
今後のビジョンを教えてください
私たちの目指す方向性は、単なる税理士事務所ではなく、コンサルティングファームのような企業を作り、その中核として税理士法人を位置づけること
です。
最近は、コンサルティングやM&A、事業承継、セミナーの講師活動など、様々な業務の拡大を目指しており、その横幅を更に広げることを計画しています。
例えば、相続税申告を手がけたいというスタッフにとって、実際の案件が少ないというようなミスマッチを避けるため、様々な業務ラインナップを用意しています。
クライアントが喜んでくれるラインナップを広げ、そのラインナップにスタッフを割り当てて、成長させていくことが重要です。
お客様の声は私たちにとって非常に大切
で、その要望を業務として取り入れることを常に考えています。
例えば、経営者たちから「税理士から金融知識をもっと教えてほしい」という声を受け、それに応えるようなサービスの提供を検討しています。
クライアントが学ぶ場を提供し、クライアント向けの勉強会などを開催して、経営で必要となる知識をしっかりと伝えています。
この10年間で、私たちのチームには成長志向の強いメンバーが集まってきました。
同じような志向を持つクライアント様も増えてきております。
今後はコンサルティングファームのような自社の企業作りをより具体的に実現していく予定です。
最後に転職者に向けて一言、お願いいたします
弊社の経営理念は「クライアントと共に豊かになる」を核としており、「共に」は事務所のメンバーを表しています。
ここでの「豊かさ」とは、時間、やりがい、お金、そして人間関係の4つを指します。
私たちはこの理念を日々の業務においても大切にしています。
そして私たちの組織では、ガンガン働きたい人、仕事とプライベート両方を充実させたい人といった多様性を重視。
様々な価値観や目標を持つスタッフの希望や夢を叶えられるよう努力しています。
私自身も、キャリアの中で多くのアドバイスやサポートを受けてきました。
その経験から、今は提供する側として、スタッフの成長やキャリア形成をサポートしたいと考えています。
入社してもらうスタッフ一人ひとりを大切にし、彼らの成長やキャリアを全力でサポートすることが、私たちの責任です。
既存のスタッフに対しても、新しいチャレンジの場を提供し、共に新しい目標に向かって取り組んでいく環境を用意しています。
私たちと一緒に、新しい未来を築いていきたいと考える方、ぜひ私たちの経営理念に共感して、お話しをしましょう。
税理士法人山根総合会計事務所が気になる方へが気になる方へ
スタッフの成長と顧客の未来を想い、それぞれのニーズに合わせて拡大をみせる税理士法人山根総合会計事務所。
ミツカルでは、税理士事務所の代表とカジュアルに話すことができます。
今回の記事を読んで、税理士法人山根総合会計事務所の山根 陽介 先生と話してみたい、事務所についてもっと聞いてみたいという方は、お気軽にご登録ください。
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城之内 楊
株式会社ミツカル代表取締役社長