2024/08/05
INDEX
インタビュー
まとめ
税理士業界を盛り上げるために、株式会社ミツカルでは日本で優良な税理士事務所・法人のPRを目的としたインタビューを実施しております。
今回は従業員数が約190名、国税OB税理士が在籍という特徴を持つ税理士法人松本の代表社員松本 崇宏先生に会社の特徴・魅力について話してもらいました。
- 沿革:税理士法人松本は10年の個人事業の歴史を持ち、現在法人化して8年目。従業員数は約190名。
- 特徴: 複数の国税OB税理士が在籍。平均年齢は35歳で、20代と30代のスタッフが多数。
- 国税OB税理士の活用:税務調査業務を中心に国税OB税理士の経験を活かす。難易度の高い案件もスムーズに対応。
- 一般職員の業務:一般職員も税務調査のサポートやお客様対応を行い、現場の経験を積むことが可能
- 成長の秘訣:顧客満足を第一に考え、紹介からの顧客が7割を占める。税務調査を重視し、加えて顧問継続を重要視。
- 活躍する社員の特徴:お客様のために役立とうという姿勢や、事務所の考え方「ありがとうと笑顔を頂こう」を実践する姿勢
- 教育:未経験者が多い中、インプット、アウトプット、OJTを中心とした教育プログラムを構築
目次
税理士法人松本について教えてください
税理士法人松本は、かつて10年間個人事業として運営。
その後、法人化して2023年1月時点で8年目
になります。
当事務所は、社労士法人も併設
しており、従業員数は約190名程度です。
1つの特徴としては、複数人の国税OB税理士が在籍
していること。
国税OB税理士の年齢層は高めで国税OB税理士を含めると平均年齢は35歳ほどで、国税OB税理士が抜けている状態での平均年齢は30代前半です。
事務所全体としては、20代が最も多く、次いで30代の方々が多く在籍しています。
・平均年齢は30代
・事務所全体としては20代が最も多い
国税OB税理士が在籍している理由を教えてください
私たちの事務所は、現在6拠点を持つ中規模組織として運営しています。
1拠点には最低1名の税理士が必要です。
そのため、当社の理念に賛同いただける国税OB税理士の方を積極的に採用しております。
始めは申告書のチェックなどの審理業務でのサポートを主にお願いしていました。
現在は国税OB税理士の豊富な経験を生かし、新規の税務調査業務を中心に活動しています。
全国からの新規の税務調査の依頼は年間で150件程度。
その中には、複雑な案件や国税局からの案件も含まれています。
複雑な案件は、国税OB税理士の経験によりスムーズに対応することができます。
申告書の作成も重要ですが、税務調査業務が正確であるかどうかの責任を持つことも非常に大事です。
そのため、当事務所では税務調査業務に特に注力しています。
一般職員の通常業務について教えてください
一般職員の業務は、お客様対応や税務調査のサポート
となります。
国税OB税理士と一緒に税務調査にも参加
します。
一般的には、税理士事務所のスタッフは税務調査に深く関与することは少なく、単純な業務が多いのです。
しかし、当社ではスタッフも税務調査業務の経験を積むことができ、大きな特色となっています。
税理士法人松本が成長したきっかけを教えてください
成長の秘訣は、お客様に満足していただき、その後のご紹介や取引先への報告・連絡を大切にする といった当たり前を積み重ねることです。
当社の成長は、急激なものではなく、少しずつの成長の積み重ねです。
税理業務はストック型ビジネスなので、ありがたいことに、ご紹介からのお客様が7割程度を占めています。
Webからの集客は積極的に行っているわけではないのですが、税務調査を経ての顧問継続の方はおります。
活躍している社員の共通点を教えてください
活躍している社員の共通点としては、お客様のために役立とうという姿勢や、当事務所の考え方”情熱家であれ!~より多くの「笑顔」と「ありがとう」をいただき続けるために~”に賛同している方
です。
社内外問わず関わる人に、実践している方々は輝いているかなと思います。
経験者と未経験者の割合を教えてください
現在、当事務所においては、未経験者が圧倒的に多いです。
税理士業界の求人環境も変わってきており、税理士を目指す方は少なくなってきました。
この時代、一般の業種と比較されることが増えてきているため、他との競争に負けないような環境を整えています。
また、多くの小さな税理士事務所が存在する中、当事務所は継続企業として事業を行うことを重視しており、これが雇用の責任であると感じています。
税理士法人松本の教育について教えてください
経験者が市場に少なくなっている中、未経験者をメインターゲットとして教育しています。
過去、スタッフから「税理士法人松本の教育は未整備ですよね」というフィードバックを受け取った経験があります。
そのため、教育制度を整備し始めております。
現段階では、インプット、アウトプット、そしてOJTを中心としていますが、自助努力も大切
にしています。
私たちの目標は、未経験の方が入社して1年半程度で一連の業務を自ら考え、遂行できるような教育体制を整備することです。
現在は、この方針に基づいた新しい教育方法を試行中です。
社内で行うロールプレイングを用いた教育について教えてください
当事務所では、スタッフが実際の業務で行う内容をロールプレイングでしっかり練習し、本番に備えるための教育を実施しています。
お客様を模したシチュエーションでのテストを実施。
経営者や一般のお客様など、様々な背景を持つ人物との対応を想定しています。
このテストは、4段階に分けられ、各段階をクリアすることでお客様対応の許可が出されます。
特に、若い世代のスタッフは、具体的な指示や内容をしっかり習得してくる特性を持っています。
しかし、自発的に考えて行動することは少ない傾向にあります。
そのためこれだと決めたことをしっかりと渡し、明確な教育プログラムを整えています。
総じて、「人にされて嫌なことはしない、人が喜ぶことをする」という考え方を基盤に、当事務所は教育プログラムを強化しています。
評価はどのような形でいますか?
当事務所では等級制度があり、全部で5段階に分かれています。
1等級は未経験者の入社初期の段階、2~3等級は経験者、4等級以上は管理や指導を担う役職になります。
等級制度を通じて、スタッフは自身のスキルや経験に応じた役割や業務を担当。
3等級になるころには、教育を実施する側になります。
そのため、スタッフは自分で問題を解決し、業務を進める2等級までの知識をまとめる力が求められます。
3等級に、未経験者でも3年目まで到達することが目標です。
現在のオフィス責任者たちは経験者が多く、彼らはどこかで基礎的な訓練を受けた経験があります。
今の事務所で活躍している経験者は、異なる背景や経歴を持つ人々で、彼らの経験やスキルが当事務所の成長に大きく貢献しています。
しかし、現在は未経験者が多くなってきており、彼らをゼロから成長させるための教育が不可欠となっています。
当事務所の目標は、未経験者が最短の時間で一人前として業務に従事できるようにすることです。
これを実現するための教育プログラムを現在、しっかりと構築している段階です。
・未経験から3年目で3等級を目指す
・未経験者が最短の時間で一人前として業務に従事できるようにすることが目標
税理士法人松本のビジョンを教えてください
税理士法人松本では、支店展開を進めております。
この方法は管理や経営において難しい面があると認識しています。
なぜなら、拠点が増えることで一貫性が損なわれる可能性があるからです。
しかし、この支店展開の背景には、働くスタッフたちのキャリアプランを考慮したものです。
同じ場所での勤務が長くなると、昇進や役職の機会が制限されがちですが、新しい拠点を開くことで、それを避けることができるようになると考えています。
働いてくれるスタッフたちのキャリアを大切にしており、彼らには多様な道を提供したいと考えています。
プロフェッショナルとしての道や、税法の専門家としての道など、様々なキャリアパスをすすめていきたいです。
当法人は、スタッフが「笑顔で働ける」ことを重要視。
スタッフが安心して、そして楽しみながら働ける環境を作り上げることが、当法人の使命とも言えます。
そして、彼らが学び、成長する過程で、経験豊富な先輩や国税OB税理士から、幸せになるため知恵やアドバイスを受けながら一緒に頑張っていけたらなと思います。
税理士法人松本が気になる方へ
事務所が成長をするために、未経験の方も一緒に成長ができる環境づくりを心がける税理士法人松本。
ミツカルでは、税理士事務所の代表とカジュアルに話すことができます。
今回の記事を読んで、税理士法人松本の代表社員松本 崇宏先生と話してみたい、事務所についてもっと聞いてみたいという方は、お気軽にご登録ください。
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城之内 楊
株式会社ミツカル代表取締役社長