【アイアンドエス税理士法人】 明確な人事評価制度と福利厚生と未経験者や新卒採用も実施できる教育体制完備
2024/07/24
INDEX
インタビュー
まとめ
税理士業界を盛り上げるために、株式会社ミツカルでは日本で優良な税理士事務所・法人のPRを目的としたインタビューを実施しております。
今回は、明確な人事評価制度と魅力的な福利厚生で働きやすい環境を実現させたアイアンドエス税理士法人 椎木 秀行 先生に会社の特徴・魅力について話してもらいました。
- 仙台地区でも税理士を4人抱える大規模な税理士法人。
- アイアンドエスで働く従業員が幸せになることが第一目標。
- ブラッシュアップし続ける人事評価制度。
- 福利厚生が充実。野球観戦もあり。
- 拡大予定はないが社員税理士が独立したいなら出店も検討。
- コンサルティング業務に注力。
- 社員教育はスキルと人間力の2本柱。
- 「サービス精神」「ソフト」「スピーディ」「シンプル」の4Sを追求。
- 風通しがよく教え合う文化。未経験者も成長できる。
- 求める人材はチャレンジ精神旺盛な人。
目次
アイアンドエスについて
今年で創業15年目になります(2023年11月現在)。
従業員数は、アルバイトやパートを含めて20人。そのうち、仙台事務所に在籍する税理士は、社員税理士3人+勤務税理士1人の合計4人です。仙台地区で4人以上の税理士を保有する事務所はなかなかありません。20人中4人が税理士というのも、割合として高い方だと思います。
男女比は4:6。女性の方が多いです。女性にとっても働きやすい事務所だからではないでしょうか。
アイアンドエスの今後のビジョン
アイアンドエスの経営理念でも掲げているように「全従業員の物心両面の幸福を追求し、日本の中小企業を元気にする」を大切にしており、アイアンドエスで働く従業員が幸せになることを第一目標としています。
ですから「売上を○円までアップさせたい」「人数を○人まで増やしたい」という目標設定はしていません。今働いてくれている社員や今後入社してくる社員が幸せになるように、そしてこの業界で夢を叶えてもらったり、やりがいを持って仕事をしてもらったりできれば、と考えています。
創業当初は、経営を安定させるために「社員数○人にする」という目標を持っていた時期もあります。しかし今はもう従業員数が20人を超えていて、業界の中でもある程度の地位を得られるようになりました。ですから現在は数値目標というより、内部の充実に方向転換しているところです。
明確かつブラッシュアップし続ける評価制度
アイアンドエスでは明確な評価制度を実施しています。
創業5年目あたりから人事評価制度を取り入れました。その時の評価制度が第一世代です。その後も約5年おきに評価制度をブラッシュアップしており、現在では第3世代の人事評価制度を実施しています。第3世代の評価制度も5年ほど行っていますので、そろそろ次の人事評価制度に切り替えようとしているところです。
人事評価制度に絶対の答えはありませんし、これで良いというものでもありません。今の会社が向かっている方向に対して評価をしてあげるものですから、人事評価制度も変化に対応していかなければなりません。
また人事評価は人がやるものですから、評価する側もされる側も難しいものです。ですからブラッシュアップが必要なのです。数年経つとマンネリ化してきますから。このような理由から、人事評価制度は常にブラッシュアップしています。
楽天の野球観戦が無料!?型破りな福利厚生
退職金や資格手当だけでなく、無料の野球観戦も福利厚生に含んでいます。
その年のスケジュールを見ながら、7〜9月あたりに野球観戦に行っています。ビールを飲みながらワイワイして、試合観戦というよりは飲み会のような雰囲気で楽しんでいます。
今後の事業展開について
現在、拡大路線は取っていませんので、さらに支店を出して大きくする予定はありません。
一方で、社員が将来独立したいという話が持ち上がった場合は、社員税理士という立場にはなりますが、支店を出すという形で応援したいと考えています。もちろん完全独立も応援しますが、今の時代に独立するのもなかなか大変ですから。独立後も様々な形でパートナーシップを組めるでしょうし、このような形での出店はあるかもしれません。
税理士の業界では、昔ながらのやり方や業界の常識に縛られている事務所がとても多いと感じています。しかしそのために、お客様に本当の意味でお役立ちできていないと感じているのです。アイアンドエスでは「業界の常識はお客様の非常識」「業界の非常識はお客様の常識」と言っています。業界の非常識にチャレンジしてでもお客様の常識に合わせてサービスを提供しようという考え方です。このような考えを持ったスタッフが独立して地元で仕事をしてくれたら、とても嬉しいです。
ですから将来は地元で独立したいという若者がいれば、ぜひアイアンドエスでスキルと経験を身につけて、数年後に独立してもらいたいですね。
経営の悩みに寄り添う税理士に
基本的に、仕訳入力や会計チェック、申告をするといったことは最低限のサービス、やって当たり前のサービスだと思っています。
ですが多くのお客様が求めているものは、これら最低限のサービスを行った上で、経営相談や経営についての悩みを聞いてほしいといったところです。中小企業の経営者にとって、経営相談ができる相手はいろいろいらっしゃいます。銀行や友人の経営者、先生と呼ばれる業種の方々など。しかし常日頃からコンタクトがとりやすい相手というのは税理士ですよね。そういう立場ですので、経営者に寄り添って相談に乗って差し上げたいと思っています。
そこでアイアンドエスでは、通常の単純な試算表だけでなく、アイアンドエス式のオリジナル月次決算書を作成し、数字をベースに現状と将来の話をさせていただいております。
2つの軸で進める社員教育
社員教育には特に力を入れており、動画研修、OJT、OFFJT、ロールプレイングなどを実施しています。
アイアンドエスでは社員教育に2つの方向性を定めています。
1つは税金や会計といったスキルを高める教育です。基本的に月1回全員の事例共有会議で、実際にあった特殊な事例について報告し共有しています。また定期的に税制改正のような研修を受けてきてもらいます。また動画研修は誰でもいつでも見られるようにしているので、それぞれのスキルに応じた研修動画を閲覧してもらっています。ロールプレイングについては、スキルに応じて必要なロープレを、対象となるメンバーでやってもらいます。
もう1つは、人間的な魅力を高めるための教育です。こちらは週に1回1時間、全社員を対象としてアイアンドエスの経営計画書を基に「こういう考え方で仕事をしよう」という話をしています。
このような2つの軸で研修制度を組み立てており、社員全員に成長してもらいたいなと思っています。
求めるスタッフ・活躍しているスタッフは4Kではなく4S
4Kとは「かたい」「怖い」「(言い方が)きつい」「細かい」のこと。このような人はアイアンドエスには合わないでしょう。これらは別に悪いことではありません。細かいところを気にする税理士先生もおられます。ですがアイアンドエスはそうではありません。
アイアンドエスでは4Sとして「サービス精神」「ソフト」「スピーディ」「シンプル」を大事にしています。大雑把な話をすれば、コミュニケーション能力が高いこと。このようなスタッフはアイアンドエスで評価が上がりやすいですし、より良い仕事ができるようになっていくと思います。
風通しよく若手を育てる風土
アイアンドエスの平均年齢は39歳前後。
とても風通しが良い組織で、先輩が後輩を教えるという文化が定着しているので、不明点を聞きやすく成長しやすい環境です。
ITによる仕組み化で効率化を
税理士業界はITに疎い業界と思われがちですが、アイアンドエスではいち早くITを取り入れました。クラウド会計やチャットツールの導入、RPAなどの効率化ツールもたくさん使っています。業務の運営自体も効率化できているのかなと思います。
業界の垣根を超えた進化
税理士業界に限らず、他業種からも良いところを学んでいます。 目指しているのは税理士業界での何者かではありません。税理士もサービス業の一種だと思っていますので。ですから一般のサービス業として、どのようになっていくのが良いかを考えています。
アイアンドエスに転職を考えている人へ
チャレンジしたい人に来ていただきたいと思っています。
中途採用でも未経験者を数多く採用してきました。これはアイアンドエスに教える文化が定着しているからこそできることです。教える文化がないと、未経験者はなかなか根付きませんから。教える文化が定着しているので、新卒採用も始めています。
多種多様な人材が揃っているのがアイアンドエスの強みでもあります。未経験でもチャレンジしたい人は、ぜひアイアンドエスにお越しください。もちろん経験者も大歓迎です。
城之内 楊
株式会社ミツカル代表取締役社長