【税理士法人FLAIR】 成長の背景に社内の制度設計に秘密あり

税理士業界を盛り上げるために、株式会社ミツカルでは日本で優良な税理士事務所・法人のPRを目的としたインタビューを実施しております。
今回は、細やかな教育制度と評価制度で社員の成長と顧客伴走力を向上させる 税理士法人FLAIR 代表社員 福島美由紀 先生と小島央生 先生に会社の特徴・魅力について話してもらいました。

インタビューのまとめ

• クラウド会計黎明期から、IT化を推進
• 時代を生き抜く経営者のパートナーとして、レベル高いサービスを提供
• 未経験、経験者ともに成長加速。経験別にしっかりサポート
• 事務所の成長理由には、心身のゆとりと業務の質のバランスを重視
• 緻密な評価制度。背景には働く社員を想う経営者たちの心
• 40歳業界未経験でも大活躍！未経験でも成長できる環境
• 柔軟性とお客様への情熱、成長意欲ある方が活躍

事務所のご紹介をお願いします

2023年で21年目 に突入し、2022年には20周年の節目を迎えました。
FLAIRは現在、22名のスタッフが在籍しており、男女比はほぼ半々 です。
女性の代表の所には女性スタッフが多い場合もある中、FLAIRは事務所の性別比率も均等に保つことを意識しています。

平均年齢は39歳 で、若手の育成にも力を入れ、20代からベテランまで幅広い年齢層が活躍していますね。

クライアント層は 中小企業を中心に構成 されており、その中でも小規模企業が多数です。
売上1億円ほどの規模を持つ企業を中心に支援をしております。
一方で、上場企業や50億円以上の企業も取り扱い、連結決算や高度な税務にも対応しています。

使用する会計ソフトやサービスについて教えてください

お客様に合わせて会計ソフトを選択します。
クラウド会計においては、freee、マネーフォワード、弥生会計 が主要な選択肢です。
一部のお客様は異なるソフトを利用することもあります。
税務申告においては「達人」、資産税は「TKC」 などのソフトウェアを使用してます。

クラウド会計の黎明期から取り組んでおり、業界でもいち早く取り入れました 。
現在、クラウド会計を導入する事務所が増加している中、弊社は第1世代のクラウド会計利用者として、freee、マネーフォワードなどの普及に貢献しています。

特徴的なサービスは、経営サポートとデジタル化の2本柱です 。
経営に関する悩みや資金の課題に真摯に向き合い、経営計画書を毎月作成し、スタッフへの教育を通じて経営理念を共有しています。
経営に対する高い意識と数字を活かすスキルを持つスタッフが、お客様の経営に関する助言と教育を提供し、税務顧問業務を単なる会計だけでなく、経営のサポートとして展開しています。

今後目指していることはありますか？

「新しい時代を生き抜く経営者のパートナー」 というミッション を掲げています。
税務申告だけでなく、経営支援を提供 し、高い付加価値を提供しています。

また高付加価値な支援を提供し、給料の向上を実現するために、ビジネスモデルの変革に取り組んでいます。
成熟期にある弊社は、ビジネスモデルの転換を通じて次の成長に向けて進化し、コンサルティングやクラウド会計などを通じたDXの支援を強化中 です。

中小企業において、リソース（ヒト・モノ・カネ）が限られている現実を考慮し、高い効果を持つ経営支援を提供しています。
この方向性をさらに拡充し、中小企業のDXや経営支援に注力していく予定です。

教育制度はどのように行ってますか？

経験者として入社するスタッフ向けには、 税務関連の週一の研修 を実施しています 。
これは税務申告や新しい法改正に関する内容を中心にカバーしており、経験者のスキルを向上させます。

未経験者には、 eラーニングを通じて約半年間にわたるカリキュラム を提供しています 。
このカリキュラムは、会計事務所での業務内容を包括的に学び、テストや実務のチェックを通じてスキルを向上させるものです。
同時に、毎週提供される資料を通じて、数字の見方や会計情報の解釈を習得してもらいます。

共通する内容としては、 毎週、代表社員自らが行う理念共有と、コーチングとファシリテーションスキルの研修 を実施している部分です 。
これにより、組織のビジョンや将来像に共感し、社長との対話を深め、スキルを高めています。

また、朝礼を通じて、スタッフが自身のお客様に関する学びやヒヤリハットを共有し、経験や知識の広がりを実現 しています。
チーム制を導入 し、リーダーが後輩のサポートとアドバイスを提供する仕組みを作っている他、プロジェクト制度を通じて 、若手スタッフが実務経験を積み重ね、事例を学ぶ機会も多いです。

研修が充実してますね。社員教育を行う上で考えていることはありますか？

経験者や未経験者を採用する際、熟練者であっても入社後すぐにクライアントへの担当を任せることは稀です。
新入社員や経験者が、 当事務所のアプローチや哲学を理解 し、自信を持ってサポートできるように、時間をかけてトレーニング を行います。
研修プログラムは、従業員からのフィードバックを受けて、数年前からアップデートされています。

また従来のトップダウンのアプローチとは異なる価値をもたらし、スタッフからの提案によってRPAの導入にも取り組み、実現しました。
このような教育と前向きな提案姿勢 により、FLAIRのスタッフは自身のスキルを高め、組織全体に貢献しています。

事務所が成長していく中で、何か意識していることはありますか？

新たなお客様をご紹介いただく際にも、我々は事務所のキャパシティには注意を払っていますね 。

お客様からのクレームや不満がお客様自身の経営に影響を及ぼすことは言語道断なので、いい加減な対応はさせるわけにはいかず、過度な負荷はかけないようにしています。
無理にお客様を取ることはせず、事務所の方針に合っていないお客様や、スタッフを疲弊させるようなクライアントさんはお断りさせていただきます。

私（福島）自身、20年以上の経験を通じてさまざまな試行錯誤を経て、今のアプローチにたどり着きました。
成長は重要ですが、急激な成長は組織に歪みをもたらす可能性 があるため、慎重に進めています。
業界経験が浅い場合でも、他の分野で培ったスキルや経験は非常に有効であると考えています。

評価制度が運用されていると聞きましたが、教えてください

我々の評価制度は、3つの軸、つまり 事業貢献、組織貢献、自己成長 に基づいています。
それぞれの軸に対して、明確な目標と評価基準 を設置し、年度初めに、全てのスタッフは自己目標を設定し、評価者は半期ごとに評価 を行います。
評価の結果は昇給やボーナスに反映され、業績に応じて報酬が分配されます。

評価制度について、当初は外部の人事評価サービスを利用していましたが、独自の評価制度を開発し、社内で運用開始しました。

この評価制度は、8つの等級から成る階層制度を導入し、スタッフの成長と貢献度を評価 します。
成果だけでなく、成果に至るプロセスや会社全体への貢献、倫理的な行動、人間としての資質や成長も評価に含めています 。

明確な評価制度を設けることで、スタッフは目標を持ち、自己成長を追求し、成果を上げることにモチベーションを高めています。

小島先生も40代で未経験で転職されたとのことなのですが、詳しく聞かせてください

未経験からでも活躍が可能 です。
実際、当事務所の小島も40代で異なる業界から転職 し、役員に昇進しました。入社まで機械メーカーの営業をしており、その後この事務所に入社し、入社4年くらいして役員に昇進し、昨年度共同代表になりました。

他の業界での経験は、会計事務所でのキャリアに非常に役立ちますよ 。

また、福島も商社出身で、最初からこの業界を目指していたわけではありません。
業界経験が浅いまたは未経験でも、他の業界での社会人経験から得たスキルや知識は、事務所に貢献できる価値があると考えています。

事務所で成長している方の特徴やこれから一緒に働きたい方は？

ITツールの使用に慣れた人 が当事務所で成功する傾向があります。
ITツールのスキルや柔軟性 がないと、業務が複雑で挫折してしまうことがあります。
そのため、様々なITツールを使いこなせる柔軟性のある人が活躍しやすい環境です。

業界経験が浅い人でも、お客様に対する想いや成長意欲が重要視 されます。

また、単なる入力作業だけを求めるのではなく、お客様の経営支援に貢献する姿勢が求められます。

最後に、未経験者でも成長できる環境を提供するための体制や教育姿勢が整っています。
チャレンジ精神を持つ人は、ぜひ当事務所で未来を一緒に築いていきましょう。

税理士法人FLAIRが気になる方へ

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今回の記事を読んで、税理士法人FLAIR 代表社員 福島先生と小島先生と話してみたい、事務所についてもっと聞いてみたいという方は、お気軽にご登録ください。
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