INDEX
おすすめインタビュー
-
税理士・行政書士 後藤田翔綜合事務所
-
税理士法人アップパートナーズ
-
島根税理士事務所
-
カラーズ国際税理士法人
-
株式会社at H&I(株式会社at A&C、税理士法人at M&S、監査法人at P&A)
2024/08/05
INDEX
インタビュー
まとめ
税理士業界を盛り上げるために、株式会社ミツカルでは日本で優良な税理士事務所・法人のPRを目的としたインタビューを実施しております。今回は、多角的にサービスを展開して、顧客を包括的にサポートしているEMP税務会計事務所の代表であるあべき先生に会社の特徴・魅力について話してもらいました。 先生は士業事務所の方向けに書籍も出版されています。
- EMP税務会計事務所は2015年に創業し、8年目に突入。現在15名の従業員が活躍し、今後の拡大を見込んでいる。
- 「一流を目指す人に力を与える」ミッションを大切にし、組織文化の一部として育てている。
- 顧問先は多種多様な業種で、特にスタートアップ企業が中心。年商規模は1億から3億が多いが、大規模企業も顧問先に含まれる。
- 評価制度を構築。他制度も今後事務所の環境に合わせて構築予定。
- 業務内容は税務顧問業務、財務業務、補助金業務、社労士業務、行政書士業務を提供。一部の業務は障がい者雇用を支援する勤労継続支援のA型事業所を運営し、業務の効率化を実現。
- EMPの社員は顧客とのコミュニケーションに重点を置き、顧客の課題や悩みを理解し、共に解決策を模索する姿勢が重要とされている
- 自己研鑽のための「10%ルール」を導入。ルールブックの勉強や実践を通じて、従業員の成長と発展をサポートしている。
- EMPが求める人材は、税務に加えてコミュニケーションスキルを持ち、付加価値を提供できる人。また、変化を楽しむ姿勢を持ち、事業の成長と個人の成長に貢献する方を歓迎している。
目次
事務所の概要について教えてください。
EMP税務会計事務所は、2015年に創業し、現在8年目を迎えました。
従業員数はこの5年で10人ほど増加し、現在15名。在籍している従業員の平均年齢は30代中頃、男女比率は男性が6割、女性が4割と、業界の中では女性比率が高い方だと思います。
コアとなるミッション、ビジョン、バリューはなんですか?
当事務所のミッションビジョンバリューは下記となります。
・Vision(ビジョン):10万人の成功のお手伝いをする
・Value(価値観):下記16項目
①感謝の輪
②それぞれの“成功”
③5分ダッシュ
④目指せ!5年後
⑤目的の先のその先
⑥日々勉強
⑦想いが第一
⑧報・連・相
⑨いつも笑顔
⑩素直・誠実
⑪展開底上げ
⑫仕組みの上に努力
⑬尊重・調和
⑭ザ・ティーチャー業
⑮プロフェッショナリズム
⑯安心・安全・ポジティブ
このミッション、ビジョン、バリューは、創業時から変わらないもので、会社名にもなっている「エンパワラント」=「力を与える人」という造語から派生したものです。
ミッション、ビジョン、バリューとしてツールの中で具体化したクレドカードも作成しました。
今後の組織拡大や2年後の社長交代を見据えて、組織文化の一部として浸透させ、従業員間での議論の基盤とするために、クレドカードに加えて今年からハンドブックとして導入しています。
組織が拡大するにつれ、ミッション、ビジョン、バリューが組織全体をまとめる重要な要素になると考えています。
顧問先の業種や売上規模について教えてください。
業種業態は多岐にわたりますが、私が独立してからお付き合いを開始した顧問先が多いため、スタートアップの企業が中心です。
年商規模では、1億から3億が最も多いですが、60億といった大規模な企業も顧問先にいます。
具体的な業務内容について教えていただけますか?
当事務所では、税理士事務所、行政書士事務所、社労士事務所、就労継続支援のA型事業所
を運営しています。
具体的な業務内容としては下記となります。
・財務業務:企業の財務に関する業務も行っています。資金調達を含めた銀行交渉などが該当します。
・補助金業務:補助金の受給に関する業務も行っており、例えば事業再構築補助金や労務系の補助金も積極的に請け負っています。
・社労士業務:給与計算や労務の相談、就業規則の作成といった社労士顧問業務に対応しています。
・行政書士業務:相続手続きや、税務顧問に関連した法人の設立が多いです。
・相続業務やコンサルティング業務 についても一部提供しています。
業務の特徴について教えていただけますか?
税務の特徴として、2年前に始めたばかりの就労継続支援のA型事業所の運営があげられます。
障がい者雇用を通して記帳代行「代行」業務を依頼しているため、データ入力の仕事はあまりなく、お客様との業績報告や巡回業務がメインになっています。
また、EMPでは1つの会社に少なくとも2人の担当がついており、サポートを行う裏方と直接顧客と対話する監査担当者に分かれています。
監査担当者が申告書や決算書のチェック業務を行う事務所も多いですが、当社ではその業務の多くが裏方のスタッフによって行われます。資料の回収や足りない情報の追加などもサポートを受けながら進められます。
現在、資料回収センターを設立し、回収、請求、督促などの業務を一元化して効率化を進めています。これにより、お客様とのコミュニケーションに重点を置く担当者が増え、業務が効率的に進むと考えています。
活躍している社員の特徴はありますか?
税理士としての業務においてアドバイスや顧問先のニーズを理解し、課題解決に向けて積極的に働く姿勢だと考えています。一般的な税理士業務はもちろん重要ですが、今日の環境では試算表や決算表の作成の付加価値はどんどん低下しており、税理士の価値がどこにあるのかを考えることが重要です。例えば、社長や経営者と日々コミュニケーションを取り、彼らの悩みや課題を理解し、共に解決策を模索することが付加価値の提供なのではないかと考えています。
入社後のキャリアステップを教えてください
当事務所では、付加価値業務の創出、特に私のコンサルティングスキルの伝達と実践に焦点を当てて、従業員が成長し続けるサポートを提供します。
具体的には、コンサルティングのスキル向上のために、約30本の動画講座を作成しています。従業員はこれらの動画を視聴し、実践を行い、試験に合格することで評価と報酬に反映される仕組みです。
どのような教育制度がありますか?
当事務所は、自己研鑽のために「10%ルール」を実施しています。これは、働く時間の10%を自己研鑽に充てるという考え方です。最低限、全ての従業員が実施しているのは、ルールブックの勉強です。このルールブックには、会社が重要視するルールや価値観が明記されており、これを理解し、実践することを奨励しています。ただし、これが直接の自己研鑽とは異なりますが、会社が重要視することを学び、実践することが評価と給与向上につながる仕組みとなっています。
一般的な事務所では、人事評価はあっても、ルールブックの読解や実践を奨励する独自の仕
組みが不足していることが多いです。EMPでは、このアプローチを強化し、スタッフの成長と発展をサポートしています。 EMPの独自のアプローチは、他の事務所では見られないものであり、社員の成長と成功を支える重要な要素と考えています。
最後に求める人材について教えてください。
求める人材については、2つあります。
1つ目は、税務が好きなだけでなく、お客様とのコミュニケーションを通じて付加価値を提供したい人です。
特に中小企業の経営者と対話し、彼らの課題やニーズを理解し、それに対応する能力が必要です。これは、ただ単に顧客への迎合をするのではなく、自身の専門性を認識しながら、相手を納得させるための努力が求められます。
2つ目は、常に新しいことに挑戦したいと考えている人です。EMPは独立して8年目に突入し、従業員数が増加し続けています。これに伴い、事業の拡大に伴う新たな課題が発生します。日々のルーチン業務を遂行することも大切ですが、EMPにおいては、変革を積極的に楽しみ、個人の成長を実現したい方が向いていると考えています。
EMPは、税理士業界で、スタートアップのようなスピードで進化しています。したがって、EMPの一員として変化に対応でき、自己成長を果たせる姿勢を持つ方々は、EMPの色に近いと感じています。
EMP税務会計事務所が気になる方へ
ミツカルでは、税理士事務所の代表とカジュアルに話すことができます。
今回の記事を読んで、EMP税務会計事務所のあべき先生と話してみたい、事務所についてもっと聞いてみたいという方は、お気軽にご登録ください。
転職を検討していない方でも問題ありませんし、履歴書・職務経歴書は一切不要です。
30秒で登録完了しますので、下記のリンクよりご登録ください!
城之内 楊
株式会社ミツカル代表取締役社長