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【税理士法人九段会計事務所】 協力と挑戦の文化が根付くクラウド導入のパイオニア

2024/08/05

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インタビュー
まとめ

税理士業界を盛り上げるために、株式会社ミツカルでは日本で優良な税理士事務所・法人のPRを目的としたインタビューを実施しております。 今回は、クラウド会計の黎明期から導入しているパイオニア的存在の税理士法人九段会計事務所の代表高木先生に会社の特徴・魅力について話してもらいました。


インタビューまとめ
  • 事務所の成長と歴史: 税理士法人九段会計事務所は2003年に設立され、12平方メートルの小さなオフィスからスタート。現在は約30人のスタッフを擁し、業界内で高い評価を受けている。
  • 業務の特徴:通常の税理士業務に加え、積極的にクラウド会計を採用し、約97%の業務がクラウド化。リモートワークも導入され、情報漏洩を防ぎつつ在宅勤務が実現されている。
  • 働く環境:スタッフは週に2日程度のリモートワークが可能で、長期勤続に応じて報酬が増額される仕組みを提供。協力的で協力し合う文化が働きやすさを高めている。
  • 教育体制:経験者と未経験者向けに教育プログラムを用意。未経験者はゼロからスタートし、専属の教育係がサポート。税法のスキルチェックも実施されている。
  • 事務所の展望:今後の展望として、規模の拡大が計画されており、約3年で50人の体制を目指す。規模の拡大はスキル向上と新たな可能性を切り開くチャンスを提供。
  • 求める人材:当事務所は、新しいことに挑戦し、自己成長を追求する人材を求めており、業務の中で挑戦できる環境を提供。税理士業界において、成長と共に新しいカラーを加えていける人材を歓迎。

事務所概要について教えてください。

当事務所、税理士法人九段会計事務所は、2003年に設立され、20年以上の歴史があります。設立当初は、わずか12平方メートルのワンルームオフィスからスタートし、当初はまったく顧客もおらず、ゼロからスタートした形です。

創業メンバーは、現在の代表者と副代表者の2人で、最初はかなり小さな規模でした。後に川崎支店も設立し、現在では約30名以上のスタッフを擁するまでに成長しました。

業務の特徴について教えてください。

業務については、通常の税理士事務所と同様に、月次の決算業務や申告書の作成と提出が中心です。

クラウド会計の導入に関しては、当事務所は7〜8年以上前から積極的に取り組んでおり、クラウド会計の導入率が高いことを自負しています。現在、約97%の業務がクラウド会計で処理されています。ただし、一部の業務や特定のお客様の要望に対応するため、クラウド化が難しい業務も残っていますが、全体としては約80%がクラウド化していると考えています。

クラウド会計の導入により、リモートワークが可能となりました。これはコロナ前からの取り組みで、業務仕組みを整備していたため、コロナ禍になってもすぐに在宅勤務を導入できました。税理士の業務には機密情報が多いため、情報漏洩を防ぎながらのリモートワークの導入は課題でしたが、それにも対応し、リモートワークを実現しました。

働く環境について詳しく聞かせてください。

現在の事務所の社員は、週に2日程度のリモートワークを行っています。新入社員は慣れるまで少し時間がかかりますが、通常のスタッフは週に2日の在宅勤務が可能です。リモートワークを継続している点も特徴です。

当事務所では、社員の長期勤続に応じて報酬を増額する仕組みを設けています。例えば、10年、20年の勤続でボーナスが支給される仕組みです。

また、受験生のサポートにも力を入れており、受験生が自分のキャリアを構築できるような環境を整えています。当事務所では週に1回早く帰れる日を設けたり、時間を調整して受験生が学習とリフレッシュの時間を確保できるようにしたりしています。大学院に通うメンバーも在籍しており、終業後の授業に出席できるようになっています。特に事務所から専修大学が近くにあるため、大学院への通学も簡単だと思います。

このようなサポートが可能なのは、スタッフが協力的で協力し合い、自分だけでなく他のスタッフの成功にも貢献しようとするチームワークの結果です。皆が協力し合う雰囲気が、業務効率とワークライフバランスの向上につながっています。人生の大半を職場で過ごすなら、いい人間関係が構築されていて働きやすい環境の方がいいですよね。

どのような教育体制が実施されていますか?

九段会計事務所では、経験者と未経験者の両方に焦点を当てた教育プログラムを用意しています。

経験者に対しては、税務レベル等の知識は一定あるという前提で給料も定められていますので、勉強の場ではないというスタンスではありますが、前職経験に合わせて、ロープレを通じて監査手法の違いや事務所のルールを習得してもらっています。

未経験者はゼロからのスタートなので、教育は細やかなサポートを重視しています。 既存のトレーニング動画や教材を活用し、インプットとアウトプットのバランスを取りつつ、専属の教育係とチームを組んでトレーニングを行います。約1ヶ月ごとのカリキュラムに従い、季節業務も含め、スキルを着実に向上させ、約3ヶ月で初めてのロープレに参加し、実務に同席する機会を設けています。
個々の能力とニーズに合った教育方法を提供するため、未経験者も迅速に成長し、スキルを習得できるよう工夫しています。

さらに、当事務所には新リース会計基準の税理士が在籍しており、税法のスキルチェックを行っています。

Eランクから始まり、税務申告に必要なスキルを段階的に証明する仕組みです。このプログラムを通じて、スキル向上を計る方法が整備されています。

事務所の今後の展望について聞かせてください

現在、市ヶ谷オフィスは約20人のメンバーから成り立っており、川崎の支店を合わせると約30人の体制です。中期経営計画に基づき、毎年7人ずつの増員を予定しており、約3年で50人の規模に成長させる計画です。

規模拡大は、さまざまなチャンスを生む要因だと思っていますので重要だと考えています。規模が大きくなることで、メンバーが多くの仕事に挑戦でき、スキルや得意分野を伸ばす機会が増やせます。

規模の拡大は様々な業務や専門分野の拡充につながり、新たな可能性を切り開けると考えています。

従業員が得意なこと、興味を持っていること、スキルを伸ばしたいことに合わせて、適材適所での部署内での配置やプロジェクトを展開する柔軟性の向上を目指しています。

採用活動に力を入れ、才能ある個人が組織の成長と成功に貢献できる環境を整えていきます。

求める人材について教えてください。

求める人材は、新しいことに挑戦し、自己成長を追求したいと考える方です。日々の業務においても、ルーチンの作業をこなすだけでなく、自分自身を成長させていきたいと思う人材を歓迎します。

当事務所では、税理士業務の合間に大学院へ通ったり、税理士の資格を取得したりすることが可能で、皆さんが新たな挑戦に取り組む環境が整っています。これは、自己成長を追求する人にとって非常に魅力的な点だと思っています。

また、皆さんが成長することで、事務所もさらに成長していくことができます。税理士受験や大学院進学など、チャレンジ精神旺盛な方々が集まり、共に成長する環境を提供していきます。

当事務所での業務は日常のルーチンだけでなく、自分を高め、楽しみながら働ける環境です。このような挑戦的な姿勢を持つ方々を歓迎し、事務所と共に成長していけることを楽しみにしています。

税理士法人が気になる方へ

ミツカルでは、税理士事務所の代表とカジュアルに話すことができます。

今回の記事を読んで、税理士法人九段会計事務所の高木先生と話してみたい、事務所についてもっと聞いてみたいという方は、お気軽にご登録ください。

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執筆 ・ 監修

城之内 楊

株式会社ミツカル代表取締役社長

株式会社ミツカル代表取締役社長。 1990年生まれ。20代では士業向けのコンサルティング会社(株式会社アックスコンサルティング)で最年少役員として8年間勤務。これまで、3,000以上の税理士事務所のコンサルティングや士業向けのセミナーに複数登壇。さらにはスタートアップから上場企業まで外部顧問や役員としても活躍する。 退職後、税理士業界を活性化するために、税理士事務所の採用支援サービスを展開する株式会社ミツカルを創業。ミツカルでは年間2,400名以上の税理士事務所の求職者をサポート。審査基準を通過した優良事務所のみを紹介しており、ミスマッチのない転職支援を行っている。