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簿記の合格発表はいつ?結果の確認方法や合格後の流れ、注意点を解説

公開日:2026/03/15

最終更新日:2026/03/15

簿記の合格発表はいつ?結果の確認方法や合格後の流れ、注意点を解説

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日商簿記検定の合格発表の時期や結果の確認方法は試験形式によって異なります。3級および2級で選択できるネット試験の場合は試験終了後すぐに確認可能です。

一方、統一試験は試験実施日から合格発表までに間が空くため、発表日までの大まかなスケジュールについて把握する必要があります。また、合否結果が出るまでの過ごし方についても知っておくと良いでしょう。

今回は簿記の合格発表について詳しく解説します。

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簿記の合格発表の時期

日商簿記検定には1級~3級と簿記初級・原価計算初級の5つがありますが、転職や仕事での評価につながるのは1級~3級です。そのため本記事でも簿記1級~3級の合格発表について扱います。

簿記3級と簿記2級はテストセンターのPCを使って受験するネット試験方式と、会場集合型のペーパー試験方式である統一試験方式から選択できます。簿記1級の試験形式は統一試験のみです。

同じ簿記でもネット試験と統一試験では合格発表の時期や結果の確認方法が異なります。ネット試験と統一試験それぞれの合格発表について解説します。

ネット試験|試験終了後に確認可能

ネット試験は試験終了後に試験システムにより自動採点され、その場で合格発表が行われる仕組みです。試験終了後のPC画面に表示されるスコアレポートで点数および合否が確認できます。

試験合格者のみ、スコアレポート内のQRコードからデジタル合格証の取得が可能です。デジタル合格証は試験翌日以降にマイページの申込・受験履歴からも取得できるようになります。

統一試験|商工会議所や級によって異なる

統一試験の合格発表のタイミングや合格発表の方法は、商工会議所や受験する級によって異なります

例えば東京商工会議所の場合、実施級は1級のみで、3級・2級の統一試験は受け付けていません。そして、試験日から合格発表日までは1ヵ月半ほどの期間があります。専用サイトで成績表(大問ごとの得点、合計点、平均点)とデジタル合格証が確認可能です。

参考:東京商工会議所検定サイト | 試験要項 | 受験案内・お申込み | 日商簿記検定

さいたま商工会議所は合格発表日に申込状況確認ページで結果を確認できるようになります。また、合格者には紙の合格証書も発送されます。試験日から合格発表までの期間は3級・2級が約2週間、1級が約1ヶ月半です。

参考:さいたま商工会議所 | 日商簿記検定試験(統一試験)

基本的に、3級・2級よりも1級の方が試験実施日から合格発表までの期間が長く設定されています

統一試験方式|簿記の合格発表までの過ごし方

統一試験は簿記の試験実施日から合格発表までに期間があります。特に簿記1級は合否がわかるまで1ヵ月以上かかるため、合格発表まで落ち着かないと感じる人もいるでしょう。

この章では簿記の合格発表までの過ごし方として、やっておきたいことの例を紹介します。

まずは心身をゆっくり休める

簿記の試験が終わった後、まずは心身をゆっくり休めましょう

仕事やプライベートの用事と並行しながらの試験勉強はどうしても体に負担がかかります。勉強時間を確保するために趣味や休息の時間を削る人も多く、疲れが十分にとれない状態が続くケースも多くみられます。特に試験直前は最後の追い込みや難易度の高い過去問・模擬試験が中心になるため、一時的とはいえ無茶な過ごし方になりやすいです。

また、試験勉強中は試験に対するプレッシャーや試験勉強のストレスにより精神的にも負担がかかります。精神的な負担により、しっかり休んでいるつもりでも疲れがとれない状態にもなりやすいです。

以上の理由から、試験の直後は疲れが溜まった状態である可能性が高いです。試験勉強から次の行動に上手く切り替えるためには、まずは疲れを解消し、心身の状態を整える必要があります

今後の勉強や仕事の進め方について考える

試験勉強で溜まった疲れがある程度解消でき次第、今後の勉強や仕事の進め方について考える時間をとるのが理想です。

簿記に限らず、資格試験は受験して終わりではありません。「転職や昇進に必要」「資格試験の勉強を通して仕事で必要な知識を身につけたい」等の理由があるはずです。

また、税理士試験は受験資格の1つとして「日商簿記検定1級合格者」が定められています。より高度な資格を取得するために、まずは簿記試験を受けたというケースもあるでしょう。

このように簿記はゴールではなく、あくまでも中間地点の1つです。簿記試験が終わり一段落したタイミングで、今後は何を勉強するか、簿記を仕事にどう活かすか等を考えましょう

別の資格試験や再受験に向けた勉強を始める

簿記の勉強による疲れが解消された辺りで、別の資格試験や再受験に向けた勉強を始めるのもおすすめです。

簿記の勉強や受験自体が目的の場合や十分な手ごたえを感じられた場合、資格取得に向けた勉強は一旦止めても良いでしょう。試験勉強に集中する時期から、「仕事やプライベートに力を入れる時期」として切り替える人も多いです。簿記3級や簿記2級は試験実施日から合格発表までの期間が2週間程度と短いため、合格発表までを休憩期間として設定し、好きなことをするという選択肢もあります。

一方で、簿記試験に向けた勉強の習慣や感覚が残っているうちに、別の資格試験や再受験に向けた勉強を開始するのも1つの手段です。勉強をしない生活スタイルが定着した後で改めて勉強の習慣をつけるのは多大な労力を要します。生活スタイルが大きく変わることで強いストレスを感じる恐れもあります。

特に簿記試験の手ごたえがなく合格の自信がない場合や、別の難関資格の取得を目指している場合は、早いうちから勉強を再開するのが良いでしょう。とはいえ簿記試験の合否結果がわかるまでは明確な目標を立てるのは困難です。合格発表までの間は本格的な勉強ではなく、勉強習慣の維持に役立つ程度の軽い勉強を続けるのがおすすめです。

試験の手ごたえや合否を気にし過ぎない

試験終了から合格発表までの間はどうしても合否が気になってしまう人も多いでしょう。資格試験の合否がその後の仕事や転職活動などに影響を与えるケースもあります。

しかし結局のところ、合格発表日まで試験結果はわからないため気にしても意味がないのも事実です。試験の手ごたえや合否を気にし過ぎてしまうと、「試験結果が気になって何も手につかない」といった事態が起こり得ます。プレッシャーが長くかかり続けてしまい、心身の不調を招く恐れもあります。

試験の手ごたえや合否が気になってしまうのは自然であるからこそ、気にし過ぎないよう意識することが大切です。仕事に集中する、気分転換をする等、別のものに意識を向ける時間をとりましょう。

簿記の合格発表後に行うことの例

最後に、簿記の合格発表後に行うことの例を紹介します。

職場への報告

簿記試験の結果を職場に報告するべきケースは主に2つあります。

1つ目は、簿記試験を受ける旨を職場に伝えていた場合です。受験する旨を職場に伝えていた場合、基本的には合格・不合格どちらの場合も結果の報告が必要です。

2つ目は、受験する旨は知らせていなかったものの、簿記試験に合格した場合です。職場によっては資格手当や報奨金が出る可能性があるため合格した場合は必ず報告しましょう。特に会計事務所や経理職は仕事で簿記の知識を必要とする場面が多いため、簿記試験の合格を高く評価される傾向が強いです。簿記とは関係のない仕事に就いている場合でも、簿記の知識を活かせる仕事を任されるケースや、昇進・昇格に有利になるケースもあります。

職場への報告を後回しにすると、悪印象を与えてしまう恐れや、資格手当・報奨金などのメリットを得られなくなる恐れがあります。紹介したケースに当てはまる場合は、なるべく早めに結果を報告しましょう。

本格的な転職活動の開始

転職でのアピールポイントを得る目的で簿記の取得を目指していた場合、簿記試験に合格してから本格的な転職活動を開始するケースが多くみられます。試験結果がわかるまでは情報収集やアピールポイントの整理といった準備のみを進め、求人への応募は合格発表後に行うイメージです。

会計事務所や経理職など簿記の知識が求められる仕事の求人では、簿記の取得を必須要件または歓迎要件とするケースが多くみられます。また、簿記は業界・業種問わず幅広い仕事で活かせる資格です。そのため特に要件として定められていなくても、簿記を取得している事実が好印象につながる可能性が高いです。

以上の理由から、簿記試験に合格して履歴書に簿記の取得を記載できる状態になってから、本格的な転職活動を始めるという選択肢もあります。

再受験や別の資格試験に向けた勉強

前章でも触れたように、簿記および別の難関資格の取得を目的としているのであれば、合格発表までの間も勉強を続けるのが良いと考えられます。そして試験結果が発表され合否が判明次第、簿記の再受験や別の資格試験に向けた勉強の本格化をするのが一般的です。

簿記の取得を目指していたものの残念ながら落ちてしまった場合は、再受験に向けた本格的な勉強を開始しましょう。

簿記3級および簿記2級の統一試験は毎年6月、11月、翌年2月の年3回実施されます。ネット試験は統一試験よりも試験日の選択肢が豊富で、各試験会場の試験実施期間であれば好きな日を選択可能です。

すでに基礎の勉強から本試験まで一連の流れを経験した後のため、一から勉強する場合よりも勉強期間は短く済むでしょう。直近の試験実施日またはネット試験で近い日程を選択するのがおすすめです。

簿記試験に合格していた場合は、次の目標である難関資格の試験に向けた勉強を開始しましょう。一口に資格試験の勉強といっても、資格の難易度や試験の性質によって勉強のコツは大きく変わります。受験する資格試験の特徴を確認した上で、ポイントやコツを押さえた適切な対策をとることが大切です。

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簿記の合格発表‐まとめ

簿記はネット試験と統一試験という2種類の試験方式があり、それぞれ合格発表の方法が異なります。

ネット試験は試験終了後のPC画面に表示されるスコアレポートで点数および合否が確認できる仕組みです。一方で統一試験は、試験実施後しばらくしてから合格発表が行われます。合格発表日や方法は商工会議所や級によって異なりますが、3級・2級よりも1級の方が試験実施日から合格発表までの期間が長い傾向です。

統一試験は試験実施から合格発表までに期間が空くため、合格発表までの過ごし方についてポイントを押さえておくのが良いでしょう。合格発表後にやることは、職場への報告や本格的な転職活動、次の試験に向けた勉強の開始等、人によって様々です。

簿記の合格発表に関して慌てることがないよう、合格発表の時期や方法、合格発表前後の過ごし方について押さえておくのが安心です。

執筆 ・ 監修

加藤慧大

株式会社ミツカルプロフェッショナル 代表取締役社長

株式会社ミツカルプロフェッショナル代表取締役社長。 税理士・社労士事務所に特化した人材紹介およびコンサルティング事業を展開。月間2,000名以上の税務・労務担当者の登録、年間300件以上の事務所人事相談の実績を持り、年200%以上の成長を継続中。