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公開日:2025/03/17
最終更新日:2025/03/17

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#36では、#35に続き、トラスティーズ・寺田松崎会計事務所のパートナー寺田様、シニアマネージャー井上様をゲストにお招きし、「売り手側のM&A支援業務」についてお話をお伺いしています。
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売却前の株式承継が鍵!M&Aにおける最適な税務戦略!
M&Aの支援はスキームの検討から始まるとのことです。売り手サイドではM&A前に子どもや孫に株式を渡すことで相続税を軽減する方法があるとのこと。
税務当局は安易なタックスプランニングを認めないために、事前に子どもや孫に株を移す方法を検討する必要があるとのことでした。
また、M&Aが実現した場合、株を分けてあげたいというお話もあり、株を渡す前に税務上の評価を行い、ストックオプションなどの解決策を検討しているとのことです。
事業承継税制については、会社を売らずに事業を継続するための制度で相続税の負担を軽減することが可能とのこと。

子孫に資産を残す方法は多くありますが、様々な手法を知っている専門税理士に依頼することで、残せる資産額が大きく変わりそう…
仲介会社との違いは?税理士だから提供できる支援内容?
トラスティーズ・寺田松崎会計事務所様では、M&Aの売主側の税金問題の相談を多く受けているとのことで、税金を安くする方法を相談されているとのことでした。M&Aの仲介会社からの紹介も多いとのことで、M&Aのプロとして紹介されることも多いとのことです。
そのほかに、弁護士の人が売主の方と繋がっていて、紹介される場合もあるとのことでした。
基本的に一見のお客様はいらっしゃらず、紹介のお客様が多いとのことです。
適格組織再編の活用で税負担を最小化するストラクチャリング!
皆様が抱えている課題としては、お子様にできるだけ多く残したいという相談に始まり、「会社のこの部門は続けたいもののこの部分は売却したい」というお話もあり、そのような場合にどのように会社を分割していくかを考える必要があるとのこと。切り出す部門を売り出すと金額が大きくかかってしまう一方で、残したい部分を売り出すと適格組織再編成になり税金がかからないなど、タックスストラクチャーが重要になるとのことでした。ほんの少しの差であるものの、数億の差が出てくる場合もあるとのことです。
こういったタックスストラクチャリングは複雑でありつつ、面白みもあるとのことでした。
また、内容が複雑であるため、説明する際にパワーポイントで1枚ずつ紙芝居のように説明するようにしているとのことで、細かい部分まで理解いただかなくとも、税務の根幹はお伝えするようにしているとのことです。
「租税回避」に当たらないように、税金を安くするためではなく、「こういう事情があるから仕方がなかった」という"ビジネスリーズン"があるようにタックスプランニングを行っているとのことでした。
国税の方もビジネスリーズンは理解をしてくださるとのことでした。
売主の方からも多くの信頼を置いていただき、M&Aの時のみならず、そのあともお付き合いが続いていく関係性でもあることに加え、「今回売るべきか否か」といった根幹のところまでお話が進んでいくこともあるとのことでした。

トラスティーズ・寺田松崎会計事務所さんでは、これまでの実績を活かした、租税回避を避けるタックスプランニングについても学べそう!
M&Aバブルというお話もあり、時代が成長してきて今までは会社のことがわからなかったところ、DD(デューデリジェンス)なども進んできたり、中小企業の財務情報も明確化したりしたこと、また、高度経済成長も終わり世代交代が進んでいること、買い手側としては変化が激しい世の中で一から事業を作るにはとても間に合わないということで、M&Aは活性化しているとのことです。
M&Aのお話があると、顧問税理士としては嫌がることが多く、顧問税理士の先生より会社を売ることになったという相談をされることが増えているとのことでした。
顧問税理士の先生としては、顧問先を失うし、手続きも難しいため、通常の税理士は嫌がるとのことです。
一方で、トラスティーズ・寺田松崎会計事務所様ではブティック型であるためナレッジも集まっているとのことでした。

高梨 茉奈(たかなし まな)
めざせ!TAX MASTER パーソナリティ