INDEX
おすすめ記事
-
税理士になるには大学は必須?税理士を目指せる大学名や進学するメリットを解説
-
税理士試験合格に必要な勉強時間はどれくらい?勉強のコツや計画の立て方を解説
-
103万円の「壁」引き上げの自民新案!年収200万円以下は「壁」が160万円に!【2025年2月最新版】
-
税理士資格を取得するメリット3選!資格取得までの道のりも徹底解説
-
1科目でも価値あり!税理士試験の科目合格とは
公開日:2025/02/14
最終更新日:2025/02/14

INDEX
税務に関わる人たちのためのポッドキャスト番組『めざせ!TAX MASTER』
#33では税理士法人CROSSROAD代表の三嶋先生をゲストにお招きし、「新卒から税理士事務所で活躍する人の共通点」についてお話をお伺いしました。
働きがいのある会計事務所特選

ミツプロ会員は会計事務所勤務に役立つ限定コンテンツをいつでも閲覧できます。
⇒無料で会員登録して雑誌を見る
成長続ける新卒社員の共通点とは!?
三嶋先生が代表を務める税理士法人CROSSROADは、新卒採用を初めて6年目になるとのこと。
その中で、新卒の人を見ていると、それぞれの個性に応じて成長しているとのことでした。
法人を設立した際に、2026年に100名体制にするという計画を立て、
その中で生え抜きの社員がいたほうが健全な体制であろうということで新卒採用を積極的に行っている。
新卒の人のほうが組織へのロイヤリティが高く、
生え抜きの社員を周囲みんなで育てるという風土を作りたいという想いから
新卒採用を続けているとのことです。

成長スピードは人それぞれとのことですが、新卒入社を積極的に行うことで、会社全体の指導力も上げているというお話をお伺いしました。新社会人が毎年決まった時期に入社することで、新卒時代の自分を振り返り自身の成長度合いを実感するとともに、また1年、気を引き締めて頑張ろうという気持ちにもなりそうですね!
同期と差をつけるポイントは〇〇視点!
税理士事務所の場合、新卒で入社をするとアシスタント業務から始め、担当者へ2年~3年で移り変わるとのこと。
新卒で入った人は早く担当者になろうという意識をもって日々働いているとのことでした。
急成長する人もいて、最年少でマネージャーになった人もいて、20代のうちに1000万円近くの年収になった人もいるとのことです。
そんななかでも、同期と差をつけるには、「経営者視点」を学ぶことが重要とお伺いしました。

クライアントは中小企業の社長や個人事業主がほとんど。クライアントと対等に話ができるように「経営者視点」をいち早く身につけることで、同期と差をつけて20代で1000万円近くの年収も狙えるかも!?
20代で年収1000万円を実現する研修内容!
1年をかけて研修するとともに、上司の姿を見て、お客様と先輩がどういうやりとりをしているのかを見せて、「こうなりたい」と思ってもらえるようにしているとのことでした。

事務作業だけでなく、クライアント対応をする上司の背中を見せて、気付きを与えることを意識しているとのことでした。話を聞いて覚えるだけでなく、自分の目で見て覚えられる点は、かなり魅力的!
えっ!?新卒社員は入社前に〇〇をしておけば活躍できるの?
新卒の方からは「入社まで残りの学生生活何をしておけばいいのか?」とよく聞かれるそうですが、
「学生しかできないことをやってください」とお返事するとのことでした。
税理士の勉強や会計士の勉強も大切ですが、世界中を旅するや、本を一万冊読むなど、時間がたくさんある学生時代にしかできないことをやってほしいと思っているとのことです。
今年入ってきた人のうち1人が中国籍の女性で、ご結婚の関係で日本にいらっしゃり、日本語検定の勉強などもした後に税理士になりたいということになり、名古屋の税理士法人で勉強した後に三嶋先生の事務所に入所。
そして、すでに来年頃に国際支援事業部を作ることになったとのこと。
海外から日本に進出してきて日本でビジネスをしているものの、日本の税務等に難しさを感じている経営者の方を支援する予定。
その方はとても意識が高いため、彼女がリーダーとなる予定を立てているとのこと。
そのような形で、入れる人に応じて事業を立ち上げることも積極的にしているとのことでした。
新卒の人が税理士資格を取ったのちに目指すべきものとして、
経営者と接する仕事であるため、金融・経済・政治などの幅広い知識を身に付けてほしいとのことでした。
昔は必ず日経新聞を読めと言われており、たまに「日経テスト」をやっていたりするものの、そういうところへの興味を持っていただくことが重要。
抜擢人事もたまに行っており、ゼロワンの代表は入社して2年で抜擢した。
会計事務所業務以外の経歴を持っている方で面白い個性を持っている方であったため責任者にピッタリだと思い立ち上げから担っていただいたとのこと。
社員から前向きに「やってみたい」と言われた場合にはやらせるようにしているとのことで、
先日も50歳の社員から「コンサルに近いことをやりたい」と言われた際に背中を押したとのことでした。
まずは「やりたい」と言ってくること自体がすごいこと。
それがないと背中を押せないとのことでした。
「やってもいい」と言われるであろう空気感を事務所の中で情勢することが大事だと感じました。
まとめ
今回も引き続き、税理士法人CROSSROAD代表の三嶋先生をゲストにお招きし、「新卒から税理士事務所で活躍する人の共通点」についてお話をお伺いいたしました。
次回もぜひお楽しみに!

高梨 茉奈(たかなし まな)
めざせ!TAX MASTER パーソナリティ